その名も‘TSURUGI’
昨年末に自分のご褒美に買ったダイレクトボンディング用レジン充填器、その名もデントクラフトTSURUGI5本セット。

臼歯部に関しては今までダイレクトボンディングを教わった高橋登先生監修のMiCDインスツルメント4本MiCDキット(松風)があればどんな症例にも対応できたのですが、
このTSURUGIはこれまたダイレクトボンディングを教わった青島徹児先生プロデュースであり、青島先生のこだわりが色々とつまっているということで衝動買い。
軽くて使いやすく器具に付与されたカーブなんかも考えられてるなぁと実感…
症例を積むため使用頻度を増やしていきたいと思います。

本日の症例
17歳女性 前歯のスキ間を気にされて来院。
矯正というオプションも伝えましたが、右側の歯冠幅が左側より狭く歯の形態修正もかねてダイレクトべニアを提示しました。
4月から関東の大学に進学するそうで、親御さん共に矯正は希望されずダイレクトボンディング希望。

模型上でシミレーションを行いシリコンコアを作製。

術後、正面観。一切削っていません。

術後、舌側面間。
今回はデントクラフトTSURUGIと筆で充填しました。
もちろん道具だけじゃなく使いこなせるようトレーニングも大事ですが、使いやすい器具に出会うと(特に外科器具)とてもうれしく感じます。