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こばり歯科院長ブログ​

除雪するように充填す

January 29, 2019

先週1月26日。朝起きると10~20㎝の積雪が…

今年初めて診療前の雪かきを行いました。

 

 

 

 

 雪かきといえば…

ダイレクトボンディングではスノープロウテクニックと呼ばれる手法をよく使います。

 

 

 

スノープロウとは主に鉄道車両のフロント部分にある除雪を目的とした板状の装置のことを言います。一見、ダイレクトボンディングと関係ないように思われますが…

では、ダイレクトボンディングにおいてのスノープロウテクニックとは?どのように用いるかというと…

 

まず、ダイレクトボンディングをする際、使用するコンポジットレジンは硬いペースト状のコンポジットレジンと、軟らかく流れがよいフロアブルコンポジットレジンの2つのタイプを使用します。

 上記のような窩洞にダイレクトボンディングを行う際、硬いペースト状のレジンのみでは上手に圧接しないと、角の部分やアンダーカット部に圧接不足でレジンが行き届かず隙間が生じたり、気泡が混入しやすく、それらは術後疼痛などの偶発症につながります。

 

そこで、先にフロアブルレジンを填入し、硬化させる前(重要)にペーストレジンを圧接することでレジンを隅々までいきわたらせることが可能になります。つまり、スノープロウテクニックとはフロアブルレジンが雪でペーストレジンがスノープロウの役割をするためと解釈できます。

 

 

 

実際の症例でみると、

 

左右上下臼歯部ほとんどの部位にメタルインレーが入っており、審美障害にて順番にダイレクトボンディングを行ってい。本日は下顎の第二小臼歯。

 

 

 術前

 

 インレー除去後

 

 

術中、まずフロアブルレジンを窩底に填入。(光重合はしない!)

 

 

硬いペーストレジンを圧接(フロアブルレジンが溢れ出るぐらいでOK!)

 

 

 形態を整えて重合。

 

 

ダイレクトボンディングの良好な予後を得るためには緊密に充填することが不可欠であり、スノープロウテクニックは緊密な充填を達成するために必要なテクニックといえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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